アシタバ 「明日葉」
別名 ハチジョウソウ
海岸に生える高さ0.5〜1.2メートルの多年草。茎は太くて上部で枝分かれする。葉は大形の2回3出羽状複葉(葉の形態のうち、小葉が葉軸の左右に羽状に並んでいるもの。フジやワレモコウ、このアキノタムラソウなど先端にも小葉のつくものを奇数羽状複葉、頂小葉を欠くカラスノエンドウなどの羽状複葉を偶数羽状複葉という。)で、根生して大きく、鋸歯がある。葉柄の基部は、袋状の鞘になる。アシタバの花は、淡黄緑色で小さく、いずれも花弁は5個ある。茎を切ると淡い黄色の汁が出る。果実はやや扁平な長楕円形。花期は8〜10月。
画像は、関東ふれあいの道で自生していたものである。
和名は、若葉を摘み取っても、次の日にはまた芽が出るほど生命力が強いことからついた。別名は、八丈島にちなんだもの。
分布は、本州(関東地方南部、伊豆諸島、東海地方、紀伊半島)、小笠原。
画像をクリックすると大きく表示されます
撮影機種 デジタルカメラ
2001 10 5 撮影

植物群の目次 植物群の索引 TOPページに戻る